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秋芳洞から秋吉台へ!回り方とモデルコース・所要時間を徹底ガイド

山口

秋吉台と秋芳洞をどう回れば効率よく楽しめるか、迷っていませんか?
広大なカルスト台地と日本最大級の鍾乳洞を1日で満喫するには、回り方のコツとモデルコースの選び方がポイントです。

筆者自身、以前訪れた際は時間配分を決めずに出かけてしまい、秋芳洞と近場のサファリランドだけで時間切れ。秋吉台カルスト台地はゆっくり楽しむ間もなく帰ることになりました(泣)。次回はしっかり計画を立てて、台地の絶景を満喫したいと思っています。

この記事では、所要時間の目安や移動手段の違いもわかりやすく紹介します。

この記事でわかること
・3つの入口、どこから入るべきか
・半日〜1日で回れる3つのモデルコース
・洞窟と展望台を合わせた所要時間の目安
・車・公共交通別の駐車場とアクセス方法
・季節・同行者に合わせた服装と持ち物

それでは早速見ていきましょう。

  1. 秋吉台・秋芳洞の基本回り方ガイド — 初めてでも迷わない全体像
    1. 秋吉台と秋芳洞はどうつながっている?位置関係を解説
    2. まず知っておきたい秋芳洞3つの入口の違い
    3. 半日・1日プランの時間配分とおすすめ出発順
  2. 秋吉台・秋芳洞 モデルコース集 — 半日〜1日で回る王道プランと応用プラン
    1. モデルコース比較表
    2. 🟢 定番ルート(正面入口スタート) — 初めての人におすすめの王道プラン
    3. 🟢 ゆったり下りルート(黒谷口スタート) — 上り階段が苦手な人向けモデルコース
    4. 🟢 トレッキング+洞窟を楽しむアクティブモデル(展望台→カルスト散策→入洞)
  3. 秋吉台・秋芳洞の所要時間の目安
    1. 洞内観光の所要時間目安(観覧コースの長さ別に分けて解説)
    2. 地上(カルスト展望台・トレッキング)の所要時間パターンと組み合わせ方
  4. 秋吉台・秋芳洞 回り方で失敗しない駐車場・公共交通の使い分け
    1. 主要駐車場(正面/黒谷/エレベーター口)のメリットと満車対策
    2. 循環バスの運行と「公共交通で効率よく回る」コツ
  5. 秋吉台・秋芳洞 モデルコース別の服装・持ち物・安全ポイント
    1. 洞内は年中ひんやり — 服装と靴のベストチョイス(撮影・歩行別の実用アドバイス)
    2. 季節・天候ごとの回り方の違い(雨/冬/夏の注意点とおすすめプラン)
    3. お子様連れやシニア向け・バリアフリー対応のルートと休憩ポイント
  6. まとめ

秋吉台・秋芳洞の基本回り方ガイド — 初めてでも迷わない全体像

秋吉台と秋芳洞は、山口県美祢市にある人気の観光エリアです。初めて訪れる人の多くが「どう回ればいいの?」「秋吉台と秋芳洞は近いの?」と悩みがち。
まずはこの2つの位置関係と、どんな順で回るのが効率的かを押さえておきましょう。

秋吉台と秋芳洞はどうつながっている?位置関係を解説

秋吉台と秋芳洞は、「地上と地下」という関係にあります。地上では、白い石灰岩が点在するカルスト台地が見渡せ、地下では数万年かけてできた美しい鍾乳石の世界が広がります。
両スポット間は車なら約5〜10分、徒歩でも20〜30分ほどの距離なので、同日に見学するのが定番ルートです。位置をイメージしておくと「どこから回るのが近いか」が分かりやすくなります。
例えば、秋芳洞のエレベーター入口はカルスト展望台のすぐ近くにあり、洞窟見学後に上へ上がってそのまま秋吉台を散策することも可能です。
このように、ルートをつなげて考えると時間も体力も上手に使えます。

まず知っておきたい秋芳洞3つの入口の違い

秋芳洞には「正面入口」「黒谷口」「エレベーター入口」の3か所があり、どこから入るかでコースの雰囲気や歩きやすさが変わります。
下の比較表で旅のスタイルに合う入口を見つけましょう。

秋芳洞入口比較表
項目/入口 正面入口(メインゲート) 黒谷口(下りコース向け) エレベーター入口(中間エリア)
向いている人 初めて訪れる人/公共交通利用の人 車利用者/上り階段が苦手な人 短時間で洞内+秋吉台を楽しみたい人
駐車場情報 市営第1駐車場(200台)、市営第2駐車場(300台)/有料(目安:1日500円、普通車) 普通車120台、観光バス10台/無料 普通車150台、バス2台/無料
循環バス情報 秋芳洞バスセンター(秋吉台観光交流センター)あり(区間始発点) 黒谷口バス停あり バス停なし(止まりません)
特徴 お土産店・飲食店が充実。公共交通で来る場合の拠点に最適。 車でアクセスしやすく、洞内を下りながら楽しむルートに適する入口。 秋吉台へのアクセスが便利で、地上と地下の行き来がスムーズ。

半日・1日プランの時間配分とおすすめ出発順

秋吉台と秋芳洞を合わせて観光する場合、半日でも十分楽しめますが、のんびり歩きたい人は1日コースが理想的です。
一般的な目安は、洞内観光に約1時間、地上の秋吉台散策はコースによって30分〜2時間。移動や休憩を含めると、合計で3〜4時間ほど見ておくと安心です。
出発順としては、午前中に洞窟を歩いて楽しみ、昼食を商店街で取り、午後に秋吉台を散策する流れが人気です。逆に、夏の暑い日は先に展望台を歩いて、午後の暑い時間帯に洞窟で涼むのも快適。天候や季節に合わせて柔軟に順番を変えるのがコツです。
また、徒歩移動やバスを使う場合は、正面入口を拠点にしておくと便利。車移動なら駐車場と戻りのバスをうまく組み合わせるとムダがありません。(循環バスの運行については後述の【循環バスの運行と「公共交通で効率よく回る」コツ】をご覧ください。)
旅行時間を無理なく組み立てると、初めてでも気持ちよく回れます。

秋吉台・秋芳洞の公式マップはこちら↓

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秋吉台・秋芳洞 モデルコース集 — 半日〜1日で回る王道プランと応用プラン

秋吉台と秋芳洞をどう回るか迷ったら、時間と体力に合わせたモデルコース選びがおすすめです。
定番の王道ルートから、階段が少ないゆったりコース、トレッキングを組み合わせたアクティブプランまで。半日でも1日でも、目的に合った楽しみ方が見つかります。

モデルコース比較表

秋吉台・秋芳洞の回り方は、移動手段や体力に合わせて選ぶのがポイントです。
ここでは「初めてでも安心」「できるだけ楽に」「アクティブに満喫」など、旅の目的別に3つのモデルコースを紹介します。
まずは下の比較表で、自分に合ったスタイルをチェックしてみてください。

秋吉台・秋芳洞モデルコース比較表
項目 定番ルート
(正面入口スタート)
ゆったり下りルート
(黒谷口スタート)
トレッキング+洞窟
アクティブモデル
おすすめタイプ 初めての人・公共交通利用者 車利用者・上り階段が苦手な人 アクティブ派・自然も洞窟も楽しみたい人
主なルート 正面入口 → 黄金柱 → エレベーター入口 → 秋吉台展望台 → 正面入口へ戻る 黒谷口 → 洞内見学 → 正面入口 → 商店街散策・食事 → バスまたはタクシーで黒谷口へ 秋吉台カルスト展望台 → 周辺を散策 → エレベーター入口から入洞 → 正面入口でゴール
所要時間目安 約2〜2.5時間 約1.5〜2時間 約3〜3.5時間
特徴 王道の見どころを網羅。秋吉台観光交流センターにコインロッカーあり。循環バス利用で効率的。 洞内を下りながら歩くため体への負担が少ない。観覧後は秋吉台散策へ。 秋吉台の草原と洞内探勝をセットで楽しむ満喫プラン。天候によりルート調整を。

それでは、それぞれのモデルコースを詳しくご紹介していきます。

🟢 定番ルート(正面入口スタート) — 初めての人におすすめの王道プラン

秋芳洞観光の定番といえば、正面入口から入るこのルート。洞内を進みながら名所をじっくり見学でき、初めて訪れる人や公共交通でアクセスする人にも最適です。洞窟探検らしい雰囲気をしっかり味わえるうえ、見どころがギュッと詰まっています。

🔸 モデルコース概要

スタート: 秋芳洞・正面入口
ゴール: エレベーター入口(その後は地上に出てカルスト展望台方面へ)
所要時間目安: 約40〜60分(洞内)+見学・休憩・移動を含めて約2時間前後
移動手段: 徒歩(洞内は約1km)

ルートの流れ:秋芳洞正面入口から入洞 → 黄金柱まで観覧 → 少し戻ってエレベーター入口から出る(ここまで約40分) → 秋吉台カルスト展望台へ(徒歩約10分) → 眺望堪能(20分ほど) → 周辺散策やジオパークで休憩(30〜90分) → 正面入口へ戻る

正面入口への戻り方(3パターン)

  1. エレベーター入口から再入洞(約20〜30分)
  2. 地上を徒歩で約30分
  3. タクシーまたは秋吉台バス停から循環バス(約5分)

🔸 主な見どころ

正面入口を入るとすぐ、幻想的な「百枚皿」が登場。続いて「洞内富士」「傘づくし」など、有名な鍾乳石が次々現れます。
そして、見どころのハイライトが「黄金柱」。正面入口から進んでいくと、黒谷口とエレベーター入口への分岐点にさしかかりますが、そのまま黒谷口方面へ。わずか1分ほどで「黄金柱」が現れます。高さ15メートルを超える巨大な鍾乳石で、まるで天井まで届く一本の柱のよう。ぜひ観覧しておきましょう。
観覧後は来た道を少し戻り、今度は分岐をエレベーター入口へと進んで地上へ出るのが定番ルートです。地上に出ると、徒歩10分ほどで秋吉台カルスト展望台です。白い石灰岩が点在する広大な台地を一望でき、洞窟の世界から一気に開けた風景へと変わるコントラストが魅力です。

🔸 見学のポイント

  • 公共交通を利用する人は、「秋吉台観光交流センター」にあるコインロッカーを活用すると便利
  • 洞内は年間を通して快適な温度
  • 濡れた床もあるため、滑りにくい靴がおすすめ
  • 洞内は通路が暗めの場所もあるため、写真撮影にはスマートフォンのライト機能が便利
  • 上に抜ける場合は、正面入口への戻り方(再入洞・徒歩・バス・タクシー)を事前に確認しておくとスムーズ
  • 再入洞して正面入口へ戻るなら、行き帰りで違う角度から鍾乳石を楽しめる
  • 再入洞の際には観覧チケットの提示が必要

正面入口近くの秋吉台観光交流センターを起点にすれば、バス・タクシー・徒歩すべての移動がスムーズ。初めてでも迷いにくく、限られた時間でも秋芳洞と秋吉台を満喫できる定番のモデルコースです。

🟢 ゆったり下りルート(黒谷口スタート) — 上り階段が苦手な人向けモデルコース

秋芳洞を楽に下りながら見学できる「ゆったり下りルート」。特に、車で来られる方におすすめのコースです。上り階段が苦手な方や、体力を温存しながら洞内を楽しみたい人にぴったりです。
下り中心とはいえ、洞内の自然美はしっかり堪能できます。

🔸 モデルコース概要

スタート:秋芳洞・黒谷口
ゴール:正面入口(商店街側)
所要時間目安:洞内 約30〜50分+商店街散策30~60分+戻り交通5〜10分
移動手段:徒歩(洞内 約1km)+ 循環バス・タクシーなど

ルートの流れ:黒谷口から入洞 →正面入口から出る(ここまで約30~50分) → 商店街を散策・休憩・食事(30~60分) → 黒谷口へ戻る

🔸 主な見どころ

黒谷口から入ると、まず目の前に現れるのが「3億年のタイムトンネル」。地球の成り立ちを感じられる演出照明と展示があり、ゆっくりとした雰囲気で洞内へと導かれます。その先は静かで落ち着いた空間が続き、天井の高い通路を抜けながら自然の造形美を間近で感じられるのが魅力です。
進むにつれ、「黄金柱」や「傘づくし」「百枚皿」などの代表的な見どころへ自然とつながっていきます。下り中心なので歩きやすく、終点の正面入口からはお土産店や食事処が並ぶ商店街に出られます。観光の流れとしてもとてもスムーズです。

🔸 見学のポイント

  • 黒谷口へは車でのアクセスがおすすめ。無料駐車場に停めて「洞内下り→商店街」という流れで観光できる
  • 足場はほぼ整備されていますが、照明が暗い場所や一部滑りやすい箇所があるため、底が滑らない靴で足元を確かめながらゆっくり下ると安心
  • 出口の商店街には軽食やソフトクリームなどがあり、洞内散策後の休憩にもぴったり
  • 黒谷口に戻る場合は、循環バス(※運行確認必須)またはタクシーを利用すると楽に戻れる
  • 洞窟観光を終えたあとは、車で秋吉台方面へ足を延ばして、カルスト展望台や「Mine秋吉台ジオパークセンターKarstar」でのんびり過ごすのもおすすめ

このルートは、歩きやすさと観光の満足度を両立できるコース。体力に不安がある人でも無理なく楽しめます。

🟢 トレッキング+洞窟を楽しむアクティブモデル(展望台→カルスト散策→入洞)

自然と探検、両方をしっかり楽しみたい方におすすめなのが、秋吉台のトレッキングと秋芳洞の観光を組み合わせたアクティブモデルコースです。地上では広大なカルスト台地を歩き、地下ではスケールの大きな鍾乳洞を体験できるため、一日を通して「秋吉台のすべて」を満喫できます。
歩く距離はやや長めですが、その分、達成感と発見がたっぷり。体を動かす旅が好きな方にぴったりのルートです。

🔸 モデルコース概要

スタート:秋吉台カルスト展望台
ゴール:正面入口(商店街側)
所要時間目安:全体で約3〜4時間(散策+洞窟観光30~40分ほど+移動を含む)
移動手段:徒歩中心(必要に応じて帰りにバス利用も可)

ルートの流れ:展望台 → カルスト遊歩道散策 (トレッキング)→ 秋芳洞エレベーター入口入洞 → 洞内観光 → 正面入口へ

🔸 コースの楽しみ方

まず秋吉台展望台からスタートし、眼下に広がる白い石灰岩と緑のコントラストを楽しみながら、カルスト台地の遊歩道をのんびり散策。草原の中を吹き抜ける風が心地よく、季節ごとの草花や地形の変化も見どころです。散策後は、展望台近くにある「エレベーター入口」から秋芳洞へ。ここを使うと地上から地下へ一気に降りられ、自然のスケールを感じる瞬間です。洞内に入ると、静けさの中に流れる地下水の音や、ライトアップされた鍾乳石が広がり、地上との世界の違いを実感できます。

🔸 見学のポイント

  • 遊歩道は高低差が少ないため、軽いハイキング感覚で楽しめます。ただし、日差しが強い日は帽子や飲み物を忘れず、休憩を取りながら進みましょう
  • 洞窟内は涼しいため、夏でも薄手の羽織ものを持参すると快適
  • 洞内に入ったら先ずは黒谷口方面へ黄金柱を見に行き、その後引き返して正面入口方面へ
  • 洞内見学後は正面入口から出て、商店街で食事やおみやげタイムを楽しむのがおすすめ
  • 徒歩なら30〜40分程で展望台まで戻れますが、循環バスやタクシーを利用するのも便利

このコースは、秋吉台と秋芳洞を「上と下の一体の景観」として感じられる贅沢な体験。時間に余裕がある日や、じっくり自然を味わいたい旅行にぴったりです。

洞窟探検やトレッキングで歩いた後は、ゆっくり温泉に浸かって体を休めるのもおすすめ。地元の食材を使った料理も楽しめ、山口ならではの旅の思い出になります。
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秋吉台・秋芳洞の所要時間の目安

秋吉台と秋芳洞を満喫するには、時間の使い方がポイントです。洞窟内の観光時間や地上の散策コース、移動にかかる時間をあらかじめ把握しておくことで、無理なくスムーズに巡れます。
ここでは、観覧コースの長さ別の目安を紹介します。

洞内観光の所要時間目安(観覧コースの長さ別に分けて解説)

秋芳洞の観光時間は、どのルートをどのくらい歩くかで大きく変わります。
正面入口から中ほどまで見学する「部分コース」なら約30〜40分。代表的な見どころ(百枚皿、洞内富士、傘づくしなど)をじっくり楽しむことができます。
全長約1kmの「通常コース」を最後の黒谷口出口まで歩く場合は、片道で約40〜60分ほどが目安。写真撮影やゆっくり観察しながら進むと、1時間半程度かかることもあります。
また、帰り道に黒谷口からバスやタクシーを利用すれば時間短縮が可能です。往復せずに効率よく回りたい方は、片道見学+移動手段の組み合わせが便利。
観光時間を計画的に見積もることで疲れすぎずに充実した観光が楽しめます。

地上(カルスト展望台・トレッキング)の所要時間パターンと組み合わせ方

秋吉台の地上エリアは、観光スタイルによって滞在時間が変わります。
車で秋吉台観光交流センターから長者ヶ森まで、展望台を中心にカルストロードをドライブするならゆっくり楽しんでも約30〜40分。展望台から広がるカルスト台地の眺めを堪能する、気軽なドライブコースです。少し歩いて自然を感じたい場合は、展望台周辺での短いトレイル「カルスト展望台コース」などが 1〜1.5時間ほどで楽しめます。一方、ハイキングや少し長めのトレッキングコースを楽しむなら、約2〜3時間を目安に。
秋芳洞見学と組み合わせる場合は、午前中に洞窟、午後にカルスト散策のように時間を分けると無理がありません。天候や体力を考慮しながら、無理のないスケジュールを組むことで、地上と地下の両方をゆっくり満喫できます。

秋吉台の公式トレッキングマップはこちら↓

秋吉台・秋芳洞 回り方で失敗しない駐車場・公共交通の使い分け

先の「秋芳洞入口比較表」にも載せていますが、秋芳洞の入口と駐車場はそれぞれアクセスや観光ルートの取り方が少しずつ異なります。
車で訪れる人も、公共交通を使う人も、どこから入るかで動線が変わるため、事前にルートを決めておくことが大切です。
ここでは、失敗しない交通手段の使い分け方を紹介します。

主要駐車場(正面/黒谷/エレベーター口)のメリットと満車対策

秋芳洞観光の玄関口「正面入口」側は、売店やレストランもそろい、最も便利な駐車場です。ただし、観光シーズンは午前中から混みやすいため、満車が心配な場合は、近隣の第二駐車場や町営駐車場をチェックしておくとスムーズです。
黒谷口は上部に位置し、120台の無料駐車場があります。洞内を下りながら見学できるのが特徴で、上り階段が苦手な人にも人気です。
エレベーター入口駐車場は、洞内の途中からアクセスでき、短時間で見どころを楽しみたい人におすすめ。こちらには無料駐車場150台があります。
黒谷口とエレベーター入口の無料駐車場の利用には早めの到着が安心です。

循環バスの運行と「公共交通で効率よく回る」コツ

公共交通で秋吉台・秋芳洞を巡るなら、新山口駅からの路線バスと、現地を結ぶ循環バスやタクシーを組み合わせるのが基本です。
循環バスは秋芳洞入口やカルスト展望台など主要スポットを結びますが、運行は土日祝と夏季・年末のみで1時間に1本程度のため、時刻表の確認は必須です。おすすめは、到着後すぐに復路の時間も確認しておくこと。行きと帰りで乗り遅れを防げます。また、バス停周辺にはカフェや土産店もあるので、待ち時間を退屈せず過ごせます。
天候や混雑具合によって移動時間が変わることもあるため、余裕をもったスケジュールを立てましょう。

バスのルート・時刻表などはこちら↓

秋吉台・秋芳洞 モデルコース別の服装・持ち物・安全ポイント

秋吉台と秋芳洞は、季節や天候、歩くコースによって快適さが大きく変わります。ここでは、スポット別に服装や持ち物、安全に歩くためのポイントを紹介します。
観光をもっと快適に楽しむための準備ガイドとして参考にしてください。

洞内は年中ひんやり — 服装と靴のベストチョイス(撮影・歩行別の実用アドバイス)

秋芳洞内の気温は年間を通して約17℃。夏は涼しく、冬は暖かく感じるほどの快適な環境です。夏場でも羽織りものを1枚持っておくと、外との気温差で体が冷えずに済みます。ただし湿度が高く、時には汗ばむこともあるので、ハンカチなど持っていると◎。
床が滑りやすい箇所もあるため、靴はスニーカーなど滑りにくいタイプが安心です。
観光中は階段や坂道も多く、特に撮影しながら歩く場合は両手が空くようにリュックを使用すると安全。また、洞内の照明は明るい所もありますが、暗めの場所での撮影や歩行にはスマホのナイトモードや小型ライトが役立ちます。

季節・天候ごとの回り方の違い(雨/冬/夏の注意点とおすすめプラン)

秋吉台は広大なカルスト台地が広がるため、天候や季節で印象がガラリと変わります。
雨の日は足元が滑りやすくなるため、レインシューズや防水スプレーを活用しましょう。洞内観光なら雨でも快適に過ごせるので、雨天時は「洞内メイン+展望台少しだけ」の短縮プランがおすすめです。
冬は外気が冷たい分、洞内に入ると暖かく感じることも。防寒着は脱ぎ着しやすいものを選びましょう。
夏は外の暑さと洞内の涼しさの差が大きく、体調を崩しやすい季節。日差し対策と温度調節を意識した服装で、快適な観光を楽しめます。

お子様連れやシニア向け・バリアフリー対応のルートと休憩ポイント

秋芳洞内は自然地形を活かした構造のため、基本的に段差や階段が多く、全ルートのバリアフリー化はされていません。ただし、「正面入口」から「広庭」付近(百枚皿まで)は比較的滑らかな通路が整備されており、介助者同伴であれば車椅子での観覧も可能です。
エレベーター入口から正面入口へ抜ける下りルートは、入ってすぐに長い階段があるため、足腰に不安がある方は休憩を取りながら無理のないペースで進むのがおすすめです。

ベビーカーの利用は入口付近の一部を除いて困難です。小さなお子様連れの場合は抱っこひもを使用するのが安全。荷物は正面入口近くの秋吉台観光交流センターにあるコインロッカーを活用し、最小限にまとめましょう。

地上エリアではカルスト展望台やエレベーター口周辺にトイレ・休憩スペースがあり、観光途中の一息にも便利です。体力や同行者に合わせたペース配分を意識して、無理のない観光を心がけましょう。

まとめ

秋吉台と秋芳洞は、見どころの多さに加えて出入口の使い分けや移動手段の選択など、少し計画性が必要な観光地です。ですが、ルートの特徴を押さえておけば、初めてでも迷わずに満喫できます。次のポイントを確認して、自分に合った回り方を見つけましょう。

・秋芳洞は正面入口・エレベーター入口・黒谷口の3か所から入退場可能
・初めて行く人は正面入口からの定番ルートが安心
・黒谷口スタートなら下り中心で体力に不安がある人も楽しみやすい
・洞内は約1km、平均所要時間は片道40〜60分ほど
・再入洞の際には観覧チケットの提示が必要
・循環バスやタクシーを活用すれば駐車場間の移動もスムーズ
・正面入口そばの「秋吉台観光交流センター」にはコインロッカーあり
・洞内は年間を通して約17℃、軽めの上着があると快適
・滑りにくい靴を選ぶと安全に観覧できる
・天候や季節に合わせて、地上エリアの滞在時間を調整すると◎

秋吉台と秋芳洞は日帰りでも満喫できますが、実は「泊まり」で過ごす楽しみ方もあります。夜は灯りの少ない大地に満天の星が広がり、早朝には雲海がみられることも。昼間とはまったく違う表情のカルスト台地は格別です。

ゆっくり1泊して、夜と朝の景観を味わってみてはいかがでしょうか。


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ゆっくり歩いても1日で十分に楽しめるエリアです。
次は、あなたのペースに合ったルートで「地底」と「台地」の両方を感じてみませんか?

※このページの写真素材:写真AC(加工あり)

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